2013年12月23日月曜日

Happy Holidaysが、海外では一般的なんですか?

アメリカでは「Merry Christmas」じゃなくて、「Happy Holidays」と言う人が増えている。ディスプレイでも「Merry Christmas」がどんどん減っている。
そんな傾向だと何かで読んだのが、2、3年前。理由は宗教上の配慮なんだそうです。

去年、何人ものアメリカ人がいるミーティングに出ていて、何をしゃべってるのか、ぜんぜん聴き取れないや。いえ、聴き取れたところで、ほとんど理解できませんが(笑) 
とにかくそんな感じで参加していたミーティングが終わると、アメリカ人たちが口々に「Merry Christmas」と言ってあいさつしてたんです。あら、Happy Holidaysじゃないじゃんと驚いて。これくらいなら、さすがに聴き取れます(笑) 


アメリカの現状はなんともわからないですが、今年は渋谷でも「Happy Holiday」の表記を見かけるようになりました。
※1日だけじゃないので“s”がつくと聞きますが、両方あります。



ディズニー・ストアは、アメリカ発だからHappy Holiday?


画像:ディズニーストア渋谷
入口の両サイドにクリスマスツリーっぽいものがありますけど、入口の上も旗もHappy Holidayです。
観光客が多いショップだから、宗教に配慮しているんでしょうか。ディズニーは、一番敏感そうですね。



スイスのスウォッチストアも、Happy Holidaysでした


画像:スウォッチストア渋谷のデジタルサイネージ
巨大なデジタルサイネージが美しい、スウォッチストア渋谷。デジタルサイネージにはトナカイも登場しますが、Happy Holidaysです。スウォッチはスイス企業ですよね。



日本のSHIPSは、HAPPY NAVY HOLIDAYS


画像:shipsのディスプレイ
HAPPY NAVY HOLIDAYSとは、「ネイビーカラーのコーディネートで休暇を楽しみましょう」みたいな意味なんでしょうか。
あえてこの季節に黒ではなく、ネイビーカラーを持って来たところに、セレクトショップのこだわりを感じさせます。ただディスプレイでも、クリスマス感を抑えているところは意外です。
想像すると、年明けにはお正月の飾りを少し付け加えて、このまま行きそうですね。そのための、「HOLIDAYS」かもしれないです。




ファストファッションは、クリスマス感すら出していない


ZARAもH&Mもフォーエバー21も外から見ているかぎりでは、特にクリスマスだったりホリデーということを意識させていません。どこもグローバル企業だから、クリスマスという表記をしないのだとしても、キラキラ感すらありません。
ZARAはフォーマルっぽいパーティっぽいスタイルを、ショーウィンドウに出してはいますが。ファストファッションは、クリスマス需要を集客のトリガーとして考えていないのか、それともコスト的に商品以外での装飾をしないポリシーなんでしょうか。どうも、後者のような気がします。
※追記:24日の朝ZARAの前を通ったら、Merry Christmasと小さく書かれたディスプレイになっていました。苦肉の策かもしれません。



クリスマス需要が多いはずのCOACHは、クリスマスの表記なし


画像:COACH渋谷の外観
コーチの入り口は、巨大なキラキラのウォールがあってクリスマス感満点です。でもクリスマスという文字での表記はありません。とても意外な感じがするんですけど、たぶんクリスマス需要だけではなく、大晦日までこのイメージだけで行きそうです。その方がムダがないし、ブランドとしてCOOLだということでしょうか。




パルコでは、11月中旬からクリスマス。12月中旬からクリスマスセール


画像:渋谷パルコ店頭のクリスマスオブジェ
“清川あさみプロデュースによる「DECO♡MAX」な巨大プレゼントボックス”が設置され、11月14日に点灯式がありました。かなり速いタイミングですし、だんぜん派手です。渋谷パルコとしても、これまでにない規模のクリスマス演出で盛り上げています。そして今月13日からは、クリスマスセール。




109、109MEN'Sは、例年並のクリスマス演出


画像:109MEN'Sのクリスマスウォール
109MEN'Sは巨大なクリスマスウォールですが、下にはスポンサーなのかハッピーターンとスワローズの立看が。109は例年並みのクリスマスディスプレイです。




こういう風に見ていくと、クリスマスディスプレイ、クリスマス表記をしていないところが徐々に増えているようです。「HOLIDAY」を使うのも、宗教上の配慮もあればクリスマス後にも使える経済性もあるようですし。
メインターゲットが若年層である商業施設では、クリスマス演出がマスト。消費に対する熱さの違いにあわせていると言えそうです。
ただ脱クリスマスということではありませんが、ピンポイントでクリスマスに合わせていた動きが、多少変わってきているようですよ。



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2013年12月19日木曜日

Facebook「いいね!の出所」で、なにかと残念なお知らせ

分析のアナリストでもないかぎり、TwitterでもGoogle + でも同じですが、詳細にデータを見なくても、大づかみで傾向さえ把握しておけばいい。一番大切なのは、届く投稿を作ったり、運用ができたりすることだと思っています。



もちろん管理しているFacebook ページのインサイトは、ちゃんと見てますし。「いいね!」が増えたり増えなかったり、リーチが増えたり減ったりは、なぜこうなったのか。その原因を探っています。


インサイトをチェックすると、不思議な[いいね!の出所]


あるクライアントが、大手ウェブ企業から持ち込まれたアプリを使い、「いいね!」を条件にしたキャンペーンを実施しました。
「いいね!」はすでに5桁あり、わざわざそんなことして増やしてもなぁと思いながらも、告知をしました。

さすがにお手軽だから効果があるのか、「いいね!」は急増しました。キャンペーンの成果を測るために、インサイトをチェック。まず[純いいね!の推移]を調べました。純いいね!とは、いいね!された数から、取り消された数を引いたものです。
そしてその折れ線グラフにカーソルを合わせると、[いいね!の出所]がレイヤーで表示されます。あれ? [おすすめページ]って何? いままで[おすすめページ]が気になるほどの数字が出たことなんてありません。












純いいね!が1540あったうち、1100が[おすすめページ]で行なわれています。全体の72.13%です。
このFacebookページでは通常、ひとつの投稿に対して純いいね!は良いときで300人強、平均で100数十人ぐらいですから、5倍程度はあります。そう、この日はアプリを使い「いいね!」を条件にしたキャンペーンの告知を行ないました。
しかし、そもそも[おすすめページ]とは、どこのことなんでしょうか。ややこしいので、あとでまとめて考えます。

キャンペーンを告知した投稿はこういうものでした。


この投稿自体とそのシェアに[いいね!]してくれたのは、158ですので、キャンペーンページで[いいね!]して、アプリのダウンロードに進んだのは1300人以上だと考えられます。投稿に[いいね!]してキャンペーンに参加しない人もいるでしょうし、その逆も考えられますが、そこは不明です。
またこの投稿自体は、3289人に[リーチ]しています。

ところが、ところがです。キャンペーンページでの[いいね!]は、3287人と表示されています。もちろんFacebookで投稿した日以外にもキャンペーンはやっていますので、たとえばFacebookページの上部にある[キャンペーン]から入ってきた人もいるでしょうし、外部(TwitterやGoogle + 、メルマガ等でも告知しています)からの流入もあります。

ということは、Facebook以外から、キャンペーンページに直接訪れたのは3287−1540だから、最大で1700人程度いたということでしょうか。



あれ、すると[いいね!の出所]に出ている1540とは、どういうことでしょうか。
はぁ、ややこしい(笑) 
まとめてみます。

それぞれの場所に表記されている「いいね!」数です。



インサイトの[おすすめページ]とはFacebookの翻訳ミス、それともバグ?


データをダウンロードしてみると、[おすすめページ]は、英語でのExternal connectの値を引っぱってきているようです。[おすすめページ]は、Recommended pagesであるはずなのに。
私の思い違いかと思って検索してみると、たぶん唯一、こちらのサイトで似たことを指摘されていました。

こちらのサイトによると、External connect
People who liked your page from an external site using a Facebook social pluginとなっています。つまり外部に設置されたソーシャルプラグインで、「いいね!」された数だということでしょうか。
なんかこんなことがあると、Facebookのインサイトも信用できなくなってきますし、わざわざ手間かけて調べてるのもバカバカしくなってきます。

とにかくキャンペーンの全参加者は、3,287人(もしかしたら「いいね!」だけして参加しなかった人もいるかもしれませんが)。
キャンペーン開始日に外部のソーシャルプラグインで「いいね!」してくれたのが1,100人。これがどこで押されたかというと、きっとそのほとんどが大手ウェブ企業のポータルサイトでキャンペーンを告知しているページ…

スパム行為ではないですが、これって何かがもらえるキャンペーンハンター的な人たちが、片っ端から参加している気がします。
かつて懸賞まとめサイトにプレゼント情報を出すと参加者が殺到するけれども、懸賞マニアがほとんどで、企業認知にも好感度の向上にも役立たなかったという話があります。ほとんど同じですね。


ただ「いいね!」してくれた人はファンじゃないし、投稿を見てもいないかも


Facebookにアクセスすると、普通は自分のタイムラインが表示されます。その次に多くの人が見るのが、ニュースフィールドではないでしょうか。
ニュースフィールドには友だちの投稿が出ていますが、最新のものが表示されているとは限らない。いいね!を多く獲得していたり、シェアされているものが上に表示されます。
この表示される順位を、エッジランクと言います。エッジランクのアルゴリズムは、親密度・重み・時間経過・ネガティブフィードバックの4つの要素の掛け合わせで決まるということです。
重みとは、どれだけいいね!やシェア、コメントを獲得しているかだということですが、私の感覚だと、友だちが友だちの投稿にいいね!やコメントしているものが、最上位に来ているという気がしています。友だちではない人のアクションより、友だちの行動を重く評価する。


そしてFacebookページを見る時は「ページフィールド」。ページフィールドでも、エッジランクがありますし、そのアルゴリズムは同じだと思います。自分がいままで「いいね!」やコメントしたページの投稿は上がってきやすいです。
逆にFacebookページを運営する立場でいえば、一度「いいね!」してくれただけだと、どんどん表示順位が下がって、見てもらえない可能性が高い。どころか、あちこちのFacebookページに「いいね!」している人なら、投稿を「非表示」にしている可能性も高いです。



キャンペーンハンターなら、たぶん非表示にしてるでしょうね。ちなみに上の画像はページフィールドです。この右側に、[おすすめページ]が出ます。友だちが「いいね!」してるページってこと。



本当にこの[おすすめページ]から1000人以上から来てくれて、「いいね!」してくれたのなら意義があるのですが。
やっぱり投稿とコミュニケーションで、ファンになってもらうことが必要ですよね。



画像:ソーシャル代行しますバナー

2013年12月14日土曜日

コンビニ「いれたてコーヒー」急増の行方

今週、渋谷公園通りに新しいビルが建ち、1階にファミリーマートがオープンしてた。外からでも、おでんを目玉にしたPOPが目立ってました。
前を通りがかったとき、入口近くのコーヒーマシーンが見えて、ちょっと意外な感じが。というのもこのあたりのコンビニでは見かけたことがありません。とりあえずカフェチェーンは周囲にいくらでもありますし、坪単価的に採算か取れるのかどうか。なんともわかりませんけど、ファミマでコーヒーを買ったことがなかったので入ってみました。



通常Sサイズが120円。オープンキャンペーンで50円引き!


へ〜、カフェラテまであるんだ。でもコンビニではブラックしか買わないので、Sサイズにしようと値段を見ると120円。これは強気だなぁと思いながら、レジで小銭を出すと「70円です」と言われビックリ。「今、50円引きになってます。Mサイズが今なら100円です」とも教えてもらいましたが、少ししか飲まないので私はSです。

画像:ファミリーマートで販売されているコーヒーのイメージ

飲んでみると、コクはそこそこで苦みもある。これは、いいかも。
今まで飲んだことのあるコンビニコーヒーだと、味はそこそこでも、苦みやコクはなかったり。フタの部分がプラスチック臭がするものあったりします。
今までは、セブンイレブンのコーヒーが一番いいと思っていました。Sサイズは100円ですし、なんといっても淹れたているときの香りがよく、飲むときにも豊かな香りを感じます。スタバやタリーズのコーヒーよりもいいかもしれません。


2013年度のコンビニコーヒーは、7億杯


11月末の日経新聞によると、国内コーヒーの消費量も過去最高を更新する勢いだそうです。この記事は登録が必要だったり、有料会員が読めるものなのでこれ以上、引用しませんが、100円台という価格が支持され、喫茶店の減少やカフェのない街ではカフェ代わりになっているという趣旨のことが書いてあります。

じゃあ、都心ではどうなんでしょうか。オフィス街では昼時に買っている人が、行列を作るほどなんだそうです。お昼休みに買って会社に戻る。公園で飲むとか、そんな需要はけっこうありそうです。
でも渋谷みたいな街では、どうなんでしょうか。周辺の競合になりそうな店を入れたマップを作ってみました。

画像:公園通りを中心にコーヒーの飲める主な店をマップに

新しくできたファミマは、マップのほぼ中央。公園通り沿いのややロゴを大きめに入れたところです。
すぐそばにサンマルクカフェがあり、たぶん200m以内に、テイクアウトできる店だけでもエクセシオール、モスバーガー、フレッシュネスバーガー、スターバックス、ドトールと競合が揃っています。ビルの中には、テイクアウトできませんがカフェがいくらでもあります。
価格を比較してみましょうか。基本はSサイズ、ワンサイズしかないところはその価格。

  • ファミリーマート Sサイズ 120円
  • サンマルクカフェ Sサイズ 190円(ブラック)
  • モスバーガー         220円 
  • フレッシュネス  Sサイズ 300円    
  • スターバックス  ショート  300円(ドリップコーヒー)
  • ドトール     Sサイズ 200円  

価格では、圧倒的にファミリーマートですね。ただ他は店内でも飲めるので、同列には扱えません。それでも私自身は、ここのファミリーマートのコーヒーを利用する機会が多くなりそうだと思っています。


ニーズは、コーヒーを飲みたい気分 × リラックスしたい時間の長さ?


なぜって、利用しているシチュエーションがまったく違うから。お昼を食べて、あるいは出先から戻って来て、コーヒーチェーン店に入ることはけっこうありますが、その利用時間は10分、長くて15分ぐらい。しかも渋谷にあるコーヒーチェーン店やファストフード店は、いつだって混んでいますし、長居する人がほとんどです。だから一ちょっとだけ休憩したいという使い方には、不向きなんです。
打ち合わせなどでスターバックスに誰かと一緒に行って、1時間近くいるならスターバックスラテを飲みます。でも、ほんの少しの時間休みたいというときには、店内がどれだけ雰囲気のある内装でも結局休まらないし、お金ももったいないです。

実際、某コーヒーチェーン店に入ると、コーヒーをトレイに乗せたまま席が開くのをじーっと待っていたり、座っても店内が騒がし過ぎて、がっかりして出てくることがあります。
それなら会社に持って帰って飲むか、公園で飲んでいた方が良さそうです。

もしかすると、ファミリーマート周辺のショップで働いている人たちも、同じようなことを感じているかもしれません。オフィス街ではないので、飲食している人たちは、ここで働いている人たちではなく、ほとんどが買いものや遊びに来ている人たち。
休憩のときにはコンビニでコーヒーを買い、バックヤードで飲んでいた方が気分転換できる、なんて需要があるかもしれません。
そう考えると勝算は、ありそうですね。



今まで私がコンビニコーヒーを飲んでいるシチュエーションは、完全に土日。合気道の道場に行くときです。車で行くので、コンビニによってコーヒーを買って飲みながら運転していることがけっこうあります。やはり運動する前に、休みの日の精神状態を、ちょっとはシャキっとさせたいんでしょうか。
車で飲むわけですから、もちろんフタをしてます。このときに、最初に書いたようなプラスチック臭のするコンビニチェーンもあるんですよね(笑) だからフタをせず、駐車場で飲んだりもするのですが、これからの季節は、ちょっと厳しいです。
今までコーヒーを販売しているファミリーマートに出会ったことがなかったので、多少遠回りになってもセブンイレブンに行ってました。香りだけで、気持ちのモードを切り替えられます。


私のいずれの理由も、そんなにメジャーではないかもしれませんが、コンビニコーヒーが7億杯も出るのなら、ニッチな需要も大切ですよね。


コンビニコーヒーがコーヒーチェーンに並び、さらに拡大する?


日経トレンディが選ぶ『2013年ヒット商品ベスト30』の第一位は、「半沢直樹」「あまちゃん」を抑えて、なんと「コンビニコーヒー」。売れ行き・新規性・影響力の3要素でヒットを評価すると、コンビニコーヒーがトップになるんだそうです。確かに他業界への影響だって、大きいでしょうしね。
コーヒーチェーン店やファストフードが、食われているんでしょうか?

画像:タリーズの閉店後の様子


Business Media 誠に掲載されている朝日大学マーケティング研究所の調査によると、「コンビニコーヒーを買うようになって、利用が減ったコーヒーはありますか」という問いに、40%弱の人たちが自販機やコンビニの缶コーヒーが減ったと回答しているそうです。

考えてみると、そりゃあそうですよね。缶コーヒーと価格も同じですし。
ただここに掲載されている情報だけだと、アイスコーヒー、ホットコーヒーがわけられていませんが、冷たいか熱いかで代替になる飲料は、もっとあるかもしれません。


株式会社マーシュという調査会社の『コンビニコーヒーに関するアンケート』では、「外出先で飲みたくなったとき、カフェ・コーヒーチェーン店とコンビニが横並びに並んでいたとしたら、どちらのコーヒーを購入しますか」という趣旨の問いに、なんとほぼ同数、若干コンビニで買うと答えた人が上回る結果が出ています。

また「今後、コンビニコーヒーの利用が増えると思う」と答えた人に、その理由を自由記述で聞いた結果が載っているのですが、やはり車なら駐車場があるとか、駅前じゃなくてもどこにでもあることの利便性、気軽さが大きいようです。個食の需要と同じことのようです。



コーヒーが飲みたいという欲求だけなら、テイクアウト。おいしさが同程度なら、価格と利便性の選択。
時間がある。落ち着いて飲みたい。あるいは複数で利用ということになると、必然的にコーヒーチェーンやカフェに。
コーヒーチェーンやファストフードが実験すべきは、テイクアウトのコーヒーを値下げですけど。もしかすると場所・雰囲気に支払うお金より、利便性を優先する需要が上回りつつあるのかもしれません。そうだとするならコーヒーチェーンやファストフードが、値下げしたところで、あまり意味はなさそうですね。


コンビニコーヒー側は、これ以上、やれることはなさそうです。ただ絶好調だといわれるセブンイレブンのマシンは、佐藤可士和さんのデザインが質感とアンバランスで、なにより表示が分かりづらく、どこの店でも説明がベタベタ貼られていて、なかなか笑えます。
#セブンカフェの様子 が各店舗の工夫いっぱいで面白い

カフェならセガフレード・ザネッティのようにサイズ表記がD:Demitasse/P:Piccolo/C:Classico/G:Grandeのように二度見しても迷うような表記でも、まだ許されるかもしれないです。私は一番小さいのを、と言いますが(笑) コンビニコーヒーのマシンは、利便性を最大にして欲しいです。



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2013年12月9日月曜日

行列までして、買ってくれる理由 -5

先週の木曜日、Twitterでロケットニュースのツイートを見て、あ、これはかなりの行列が出来そうだ。あの場所だと大混乱じゃないのと思って、リンクをクリックした。
下に「提供 : ALOOK」と書かれていまので、パブリシティのようです。もしかすると写真の提供だけかもしれませんが。

画像:橋本環奈ちゃんを紹介したロケットニュースの記事


私はアイドルどころか、芸能人のことにはかなり疎いですけど、この橋本環奈ちゃんのことは知っていた。どうして知ったのか、そのキッカケは憶えていないのですが、ロケットニュースの記事の見出しにあるように「1000年に1人の逸材」だとネットで騒がれていて、中国でも話題だという情報です。


そんなに評判なら、とんでもない人数が殺到しそうです。でも、あの場所は大人数が並べるようなスペースがありません。公園通りの入口で三叉路、その角にお店があります。
記事によると、『ALOOK』渋谷店のオープニングセレモニーで橋本環奈ちゃんが11時半から1時間、1日店長をつとめるとのこと。1時間なのに1日店長っておかしな肩書きですけど、17時半からは心斎橋店に登場と書いてあります。
『ALOOK』というのは『眼鏡市場』のことで、何日か前から改装工事をしていました。看板には、なぜか「きゃりーぱみゅぱみゅ」という文字が書いてあります。



徹夜している人は、ゼロ? ロケットニュースの影響力も、それほどでもなかった?


5日木曜日の帰り、9時ぐらいだったと思いますが、まだ工事をしている『眼鏡市場』の前を通りました。並んでるような人は見当たりません。ほんの近くですけどアップルストアと違って徹夜できるような場所ではないし、もしかして橋本環奈ちゃんは、そこまでの注目度はないんでしょうか。


6日の朝、出勤時に前を通ると店の前にいるのは、20人程度だったでしょうか。関係者やメディア関連らしき人たちもけっこういて、純粋にお客さんがどれぐらいいたんでしょうか。いやぁこれは予想が外れた。ネットで評判というフレーズは、マスメディアのみならず、ネットメディアでもよく使われるけど、現実の動きはこんなものなんだろうかと思いました。
というのも11月上旬、昼間出かけた時に、マルイシティ前にとんでもない数の、それもほとんどスーツ姿の人たちがいて、道との境にロープが張られていました。なんだこれはと思って見てみると、AKBのメンバーが演歌を歌うというイベント。
音楽サイトによると、約1000人が集まったと書いてありました。私が見た感じだと、1000人はいくらなんでも大げさ。それでも数百人はいたと思います。
それと比較すると、かなりの差があります。





[Googleトレンド]で、「橋本環奈」を調べてみました。

画像:Google トレンドで橋本環奈ちゃんを調べた































11月8日を100としていますから、11月6日での話題性は約1/5。それに話題は中国じゃなくて、台湾、香港のようです。

[Yahoo!リアルタイム検索]で調べてみました。TwitterのツイートやFacebookの投稿、Yahoo!プロフィールの「ひとこと」を検索した結果なので、対象が違いますが、短い期間とか今現在ということになるとGoogle トレンドより、こちらです。
右上に[注目度]が出ます。
画像:Yahoo!リアルタイム検索で橋本環奈ちゃんを調べた
これによると、ロケットニュースの記事が出た5日はほとんど話題がなく、6日の14時に注目度のピークが来ています。これは『ALOOK』渋谷店のオープニングに来た人の投稿が拡散し、心斎橋店に登場することも重なって共有されたのでしょう。
また、週アスPLUS MacPeople編集部が、「ネットで評判の橋本環奈がナンボほど可愛いのかこの目で確かめてきた」という記事を6日の14時30分に出していますので、けっこう持続しています。その後、様々なネットメディアがこの話題を取り上げています。




ほとんど人が集まっていないと思った、私が甘かった


『ALOOK』渋谷店のイベント当日の朝、私が通ったときには「あんまり集まってないな」と思ったのですが、観察が足りなかったようです。いや普通はまず、気がつかないと思いますが、当日のロケットニュースにもイベント報告の記事が出ていました。

画像:ロケットニュースに掲載されたALOOKオープンに並ぶ人たちの写真

ピンクのニットキャップと黄緑のマフラーは、お店からのプレゼントだそうです。記事には、こんな風に書いてあります。

渋谷店では、先着100名にきゃりーぱみゅぱみゅさんのデザインをあしらった、新作メガネ「ALOOK NEON」がプレゼントされることになっていた。しかも、メガネ購入者には商品を環奈ちゃん直々に手渡し。ファンならぜっっったい! に手渡しされたいはずである。そのため、オープン時間のはるか前から店前で待つ人の姿が見られた。次第にオープン時間が近づいてくると、その列はまたたく間に伸び、アッという間に100名に達したのである。

んんー、そうか。店の前で溜まれないから、周囲でスタンバイしてたわけね。そんなこと、想像もしませんでした。



情報の流れが、ほぼキレイに追えるモデルケース


こういう風に見ると、ロケットニュースが導火線としての役割になり、小さく広がった話題がイベント当日に、それなりにブレイクしたと言えそうです。前日の告知でも、100人ほどならロケットニュース発で満たせてしまったようです。
それってすごいことで、翌日の特定の時間にファンを100人集結させられるってことですから。

その後のネットメディアでの広がりは、典型的なバズのパターン。取り上げるネットメディアがどんどん増えていき、その情報をSNSで投稿する人が激増する。
ただ8日日曜日には、NAVER まとめも出ていますが、『ALOOK』関連は写真が出ているだけなので、このまとめを見ても、お店には結びつかないと思います。
Google トレンドで重ねて調べてみました。
残酷なほど、店名は話題になっていないようです。
画像:Googleトレンドで橋本環奈ちゃんとALOOKを比較して調べてみた

先着の100名は買ってくれたにせよ、その後に続く集客効果はほとんどなさそうです。そりゃあそうでしょう。お店や商品と橋本環奈ちゃんが関係なさ過ぎますから。

ちなみに上の[Yahoo!リアルタイム検索]の注目度グラフを見ていただくと、本日9日の午後からが大きな山になっていますね。これは週刊プレーボーイのグラビアに橋本環奈ちゃんが出ているそうで、話題になっています。
所属事務所としては、ここが攻め時でしょうね。


2013年12月6日金曜日

『アンバサダー・マーケティング』を読んで、推奨してくれる顧客ってなんだと考えてみた

前に、「〜ってなんだと考えてみた」と書いたのは『USERS』。なんか節操ないみたいですけど、今回取り上げる『アンバサダー・マーケティング』という本も、とても納得できる内容でした。私は『USERS』と『アンバサダー・マーケティング』を、結びつけて考えました。

画像:アンバサダーマーケティング表紙


『USERS』は、実際に買ってくれたお客さん(=顧客)だけじゃなくて、デジタルでつながる人すべて(=ユーザー)を対象にしなきゃいけない。というのが基本的な考え方。


画像:『USERS』の対象とする概念図
『USERS』の考え方


核になっているのは、ユーザーは気まぐれだという視点。買い物をレジャーと考えていない限り、最も安いところ、最も便利なところから買う。なにか買おうとする時、ユーザーはどこで買うかを決める際  ------  信用(Trust)、利便性(Convenience)、価格(Price)、そして楽しさ(Fun)=(TCPP)のバランスを考えている  ------  これらが瞬時に頭の中をよぎっている。と書いています。


一方『アンバサダー・マーケティング』では、もう広告は効かない。最近の先進企業が頼っているのは、「アンバサダー」と呼ばれる人たちを味方につけて、熱烈なクチコミをしてもらうことだ、と書いています。
ということは、『USERS』では実際に買ってくれたお客さん(=顧客)だって気まぐれなんだから、もっと広く、デジタルでつながる人すべて(=ユーザー)にアプローチしなきゃという考え方と対立するような立場のマーケティングなの? 
たぶんそんなことは、ないと思います。

両書とも、ネットの登場によって主導権が生活者に移った。それが今日の、目まぐるしく移り変わる市場を作っているという認識は同じなんでしょう。ただ『USERS』は、“気まぐれだから広く訴求しましょう”と考えている。
『アンバサダー・マーケティング』のベースにあるのは、そうは言っても、大切なのはすでに買ってくれた顧客。その中でも、周囲に推奨してくれるファンは最も重要ですと考えているんだろう。
『アンバサダー・マーケティング』の構造を、『USERS』的な図にすると、こういうことだと思います。

画像:『アンバサダー・マーケティング』の概念図

『アンバサダー・マーケティング』の考え方

『USERS』の図では、右下に小さく[顧客]がありました。『アンバサダー・マーケティング』では、その小さな顧客の中に、さらに熱烈に周囲に推奨してくれる[アンバサダー]がいるということですね。
[ファン]は、私の考えでは買ったことのないファンも存在するので、概念的に別にしました。ソーシャルメディア・マーケティングでは、買ったことのないファンだって重要です。

私の感想では、『USERS』は汎用性のある考え方。どんな企業だって取り入れるべき。『アンバサダー・マーケティング』は、すでに、それなりのブランド力がないと無理だという気がします。私がここでいうブランド力とは、大げさなことじゃなくて、面白いサービスだ、信頼できる製品、コスパに優れている、ユニークだ、便利だ、などというプラスの評判。プラスの評判がまったくないのに、アンバサダーが存在するわけもない。
というのも今のマーケティングでは、割引や誇大な表現やポイントなど、刹那的なものが主流です。今までの記事でもポイントプログラムなどを書いていますが、それは関係を結ぶキッカケであって、そればかりになると、ブランド的なバリューを感じて買っている人は誰ひとりとしていないということになりかねません。

だから『アンバサダー・マーケティング』は、顧客と信頼関係を結ぶことがベースになっているので、『USERS』よりも、より本質的なマーケティングを提唱しているのだと思います。
ただ上に掲載した『アンバサダー・マーケティング』の図の矢印は、行き先の多くはデジタルですから、結局は『USERS』の図のピンクの大きな円になるというのが私の解釈です。つまり「デジタルでつながるすべての人」が、メインの対象になり、手段はアンバサダーによるクチコミだということです。



勝手にオススメしてくれる熱いアンバサダーを捜し出せ


『アンバサダー・マーケティング』には、スターバックスに関するブログを運営し、ツイッターでも情報発信をしている人が紹介されています。こういう人は、けっこういますよね。ところがところが、そんなもんじゃありませんでした。
筋金入りのアップルファンとして、周囲にアップル製品をオススメし続ける元IBM社員。これまでに4台のレクサスを所有し、友人に自分の車を試乗させてあげたり、ディーラーを紹介したりすることで、14人の友人にレクサスを買わせてしまった人までが登場します。
ちょっと唖然としますが、日本でもいなくはなさそうです。

でも、そんなアンバサダーをどうやって見つけて、どうやって動いてもらうんでしょう。見つける方法については、これも唖然とするような、簡単なことが書いてありました。

方法は3つ。ひとつは、1.直接聞く
「製品やサービスを知人や友人に薦めたいと思いますか」という簡単で、しかも究極の質問をすること。解答は、推奨の強さを「薦めない」から「強く薦める」までの11段階から選ぶ仕組み。最も「強く薦める」とそのひとつ下を選んだ人たちを「アンバサダー」として考える。
画像:究極の質問画面



2.傾聴する 基本はソーシャルメディアでの発言をモニタリングして、発掘する。
3.観察する 実際に見込み客を紹介してくれたり、自社に関するサイトや動画を作ってくれているなど、行動している人を探す。

2と3は『アンバサダー・マーケティング』を取り入れなくても、日常的にやっていて当然だと思いますが、偉い人ほど、疎かったり、あまりに影響が小さいと過小評価する傾向があるように感じます。



広い意味でのアンバサダーは、いくらでも存在する


先日、ソーシャルメディアの運用をさせていただいているクライアントから、こんなことを聞かれました。「どうしてツイッターのフォロワーがこんなにいるんだろう。具体的なメリットがないのに」というものでした。会員割引などがあるネット会員の仕組みがあって、そこには会員割引など具体的なメリットがあります。その会員数の2倍近いツイッターフォロワーのいることが、不思議だという疑問なんですが。

私は「そんなこと当然で、アプローチしてくる人全員の相手をしてるじゃないですか」と答えました。割引というベネフィットが、たとえば9割引なら誰もが会員登録するでしょう。でも、そうではないですから。
ソーシャルメディアをやっている人の多くが、情報収集とか友だちとのコミュニケーションと言いますが、実際は暇つぶしですよね。お酒好きの中高年が、飲みニケーションだ!と言ったところで、時間がなければ飲んでもいられないですから。それと似たようなものかと。
ちょっと検索すれば出てくるような情報でも、無視するか、丁寧に答えるかで、ぜんぜん違ってきます。

「批判とか苦情も含めて」「その人の過去のツイートまで遡って読んで、どう対応するか変えている」みたいなこともお話ししたのですが、丁寧に対応すれば、それこそアンバサダーのように味方になってくれることも少なくありません。


ソーシャルメディアでリツイートやRTしてくれたり共有してくれる人だって、アンバサダーだと、私は思います。
『アンバサダー・マーケティング』では顧客の中で、勝手に周囲にオススメしてくれる人がアンバサダーですが、ソーシャルメディアの時代だと考えるなら、ソーシャルメディアの中での存在感や評判が、もっとも重要ではないでしょうか。

画像:行列している様子

ターミナル駅から出て、すぐに目に入る建物やお店は「存在感がある」ということです。裏に入った通りなんだけど、人が行列しているお店は「評判がいい」ということだと思います。
ソーシャルメディアでは、発信しなきゃ始まらないといわれますが、発信だけで「存在感」や「評判」を作るのは、至難の業。たぶん、ウザがられるだけですね(笑)
だから『USERS』のところでも書きましたが、味方になってくれる人をどれだけ増やせるかが重要で、顧客かどうか以前に、味方かどうかでアンバサダーを考えた方がいいと思います。

だから世界的なブランドで、すでに大勢のアンバサダーがいるのであれば、発掘して、より味方になってもらえばいい。でもそれ以外の企業は、アンバサダーを育成するという考え方に立った方が良さそうですよ。


ステマやストーカー的な広告は、そろそろ逆効果


少し前にステマという言葉が流行語大賞になってもおかしくないぐらいに流行しましたが、ステルスマーケティング的な手法は考え方として広告の延長です。テレビCMを見て、「キムタクが、こんなクルマに乗ってるかよ」と、つっこむ人はいても、けしからんと批判する人はほとんどいないでしょう。
それなのになぜ、芸能人が使ってもいないオークションサイトのことを、ブログで良く書くと批判が殺到するのでしょう。オークションサイト自体がインチキだったということが問題だったわけですが、それ以上に芸能人とはいえ、ブログはマスメディアではない、個人的な姿が出ているものだと、大勢の人が考えているからですよね。

クチコミグルメサイトの評価がお金で左右されているというのも、同じ構造。いや、一般の人たちが評価していることになっているのだから、さらに問題でしょう。
こういうステマ的、やらせ的な手法は、巧妙になるだけで消えはしないと思いますが、そんなこと分かっている、見破っている、疑っている人の方が多くなっているのではないでしょうか。

大勢の人が知りたいのは、リアルな評判。これを作ってくれるのは、広義のアンバサダーしかいません。
『アンバサダー・マーケティング』のいいところは、アンバサダーに対価を支払ってはいけないと断言しているところ。熱烈なアンバサダーだと、お金を支払うと怒ってしまうかもしれません。なぜってきっと、アンバサダーが周囲に推奨するエンジンは、純粋に良さを知っている利用者であることの誇りだという気がします。



またネット広告の手法は、どんどん「このユーザーは何を検索したか」「どんな人か」「どのサイトを見たか」など、ビッグデータを活用したものになっています。ただその多くは、ストーカー的に、どこに行ってもついてきます。

ある化粧品会社の仕事で白班事件のことをチェックしていたのですが、見事に白班事件のことを書いたブログやまとめサイトに、カネボウ化粧品のバナー広告が出てきました。悪い冗談にしか思えませんが、被害者が見たら激怒しそうです。
食材偽装の時でも同じでした。ネット広告の仕組みは賢そうなことを言っても、こういうことになっています。数値化されたデータとして、クリックする人、買う人が多ければ正解。不快に思う人、クリックしない人のことは何の対象にもされませんし、考慮もされません。味方をつくるという考え方とは、真逆ですね。
『アンバサダー・マーケティング』には悪評がたった時の、売上的なマイナスも出ていますよ。






2013年12月3日火曜日

いいなと思った動画 Vol.5

今回は、大人っぽいというかアダルトというか、そんなYoutube動画中心にまとめてみました。



まずは硬いビジネス動画から。この動画は先週、東急線のドア上のテレビモニター「TOQビジョン」で流れているのを見て、大笑いしそうになりました。もちろん音声はなく、テロップだけなんですけど。
因果関係なしに、現象だけ見てる判断って、ありがちですよね。

Click,  Baby Click! - Adobe Marketing Cloud
アドビって、フォトショップやイラストレータなどで、一般的にも知られてますよね? なかなかアイロニカルで、好きです。




永作博美さんが、コーヒーショップらしき店の店長を務めているテレビCM。いったい何の店よとツッコミたくなりますけど、あれをリアルな自販機とアプリでやってしまうというキャンペーン。

【ジョージア】話せる自販機GEORGIA アプリ紹介ムービー

私はこれを見てて、ネット上のやりとりだけの結婚詐欺師を連想しました。相手は男かもしれないのに(笑)
上のアドビのCMじゃないですけど、これって膨大なデータを収集されてしまうでしょうに。
コンセプトや連動の仕方は、画期的です。




タイのワコールが作ったCMだそうです。禁断の18禁ですから、くれぐれも。

[18+] รีวิวอึ๋ม...ดูจบ 2 นาทีชีวิตเปลี่ยน!! [2 Minutes Life Change!]
下着だけで、どれだけ盛れるんだよと、思わず言いたくなります(笑)



18禁とは書いてないですけど、このブログ的には18禁ですから、くれぐれも。
Durexって、世界的に有名なコンドームのメーカー。これはSOS Condomsというアプリのプロモーション動画。説明するより、見ていただければ一目瞭然。ドバイだけらしいですが、本当に届けてくれるんですって。世界は、なんでも届くようになってきました。ビックリです。
それにしても位置情報も含めて、すごい個人情報!(笑)

Durex - SOS Condoms (by Buzzman)





そうそう、18禁といえば要潤さんと鈴木砂羽さんのホクト「菌活シリーズ」の第4弾CM。子供に見せられないとか抗議殺到で、1週間で放送中止になったそうです。でもYoutubeにはあがっていて、先ほど見たら計350万回を突破していました。たぶんテレビで流し続けるより、効果がありましたね(笑)
4本まとめた動画もありますよ。いちおう、リンクだけ。
ホクトCM「菌活­シリーズ」の全4作












最後に、NBAの選手たちによるミラクルで大人っぽい動画を。
メリークリスマス! あれ? まだ早いですか。

Jingle Hoops